2006年02月19日

小笠原58メートル弾 ドイツも俺がスタメンだ!(報知)

MF小笠原満男(26)=鹿島=が、ジーコ・ジャパン最長ゴールを決めた。後半12分、フィンランドのGKが上がっていたところを見逃さず、ハーフウエーライン手前から約58メートルのスーパーゴール。3―5―2のトップ下に入った国内組のファンタジスタが、過去の日本代表でも例のない超長距離弾で、代表でのスタメン取りをアピールした。

あざ笑うかのように、右の拳を突き上げた。後半12分、MF小笠原の目にはゴール前に出たフィンランドGKミッコ・カベンが映った。センターサークル左、自陣から最前線のFW巻へのロングパスかと思いきや、ボールはそのままゴール右へ吸い込まれる。相手の油断を見逃さず、計算しつくして放った推定58メートルの超ロングシュート。4万702人をのみ込んだスタジアムが、背番号8の貴重な追加点に揺れた。

 スーパーゴールの予感は9分前。後半開始早々の3分、右サイドからのスローインを受けると、すかさず深く切り込んでグラウンダーのクロス。ニアサイドに走り込んだ久保の復帰ゴールをアシスト。眠れる竜を目覚めさせた。

 是が非でも勝利が欲しかった06年国内初戦。主役は1ゴール1アシストをマークしたファンタジスタだ。今オフ、イングランド・プレミアリーグのウエストハムに練習参加。将来的な海外移籍をもくろんできた小笠原がファーストステップを踏んだ。しかし、念願かなわずその後もイタリア、セリエA・メッシーナから興味を示されながらも、移籍話は暗礁に乗り上げた。

 だが先月末に始まった日本代表の宮崎合宿。持久力をはかるVMA(有酸素性最大スピード)測定ではDF中沢と並んでNO1に。ドイツを見据えた寡黙な男が、ギアをトップに入れた。ついて回る「海外組」とのし烈な戦い。28日のボスニア・ヘルツェゴビナ戦(ドルトムント)にはMF中村俊輔(セルティック)、中田英寿(ボルトン)が合流する。だが一歩も引く気はない。ドイツのピッチは、自らの手でたぐり寄せる。

http://www.yomiuri.co.jp/hochi/soccer/feb/o20060218_20.htm
posted by 偏 at 08:04| NEWS