2006年02月28日

小野外れた トップ下は小笠原(スポニチANNEX)

小野が外れた。小笠原がトップ下で先発。日本代表は28日、ドルトムントでボスニア・ヘルツェゴビナと対戦するが、意外なスタメンで臨むことになった。ジーコ監督(52)はトップ下にMF小笠原満男(26=鹿島)を起用する方針を示した。世界の強豪と渡り合った04年コンフェデレーションズ杯と同じ布陣で、小野伸二(26=浦和)はベンチスタートとなる。

 降り積もる雪を見てもジーコ監督は動じることなく、真っ白なピッチでの練習を即決した。妥協は一切ない。そして、ウオーミングアップを終えた後、もう1つのサプライズを用意していた。

 主力組にビブスを配るのはいつもの風景。しかし、最近3試合にすべて先発していた小野、クラブで好調をキープしている稲本が控えに回される。主力の中盤には中田、中村の欧州組と、フィンランド戦で約58メートルのゴールを決めた小笠原、そして、守備面でDF陣の信頼の厚い福西が入った。

 ジーコ監督は練習後の会見で先発メンバーを選んだ理由を口にした。「前のコンフェデ杯でいい形だった。あの形をもう一度見てみたかった」。05年のコンフェデ杯で、欧州選手権覇者ギリシャを圧倒し、世界王者ブラジルに2―2で引き分け、指揮官がベストゲームと自負する戦いを演じた中盤を再現させるのだ。

 ただし、今回の選択はこれまで以上に意味がある。ボスニア・ヘルツェゴビナ戦についてはジーコ監督は「本大会前に唯一、全員をそろえられる試合」と強調する。そして、FWの軸と期待する久保について「彼が中盤の4枚とどう組むのか見てみたい」と語っており、この日のメンバーこそが本大会を見据えた布陣であることを示唆した。

 過去に万全のコンディションで小野が先発から外れたことはなかった。ジーコ監督が米国戦で小野をトップ下で起用したのには、新たな可能性を探る意味合いがあった。しかし、機能しなかったために「彼本来のポジションに戻す」とボランチに戻すことを明言。一方でトップ下で起用した小笠原が結果を出した。

 今回コンビを組む中村は、小笠原について「満男が攻め上がる時はオレが横に開いたり、下がったり。満男を生かすためにポンポン回すのもオレの仕事」とゴール前に飛び出す動きを評価する。小野は、トップ下で小笠原と中村に、ボランチでは福西と中田にはじき出された形となった。

 ジーコ監督は「誰が出ても十二分に活躍してくれる。逆にそうでないと優秀なグループではない」と語った。システムについても「3バックでも4バックでもいける」と言う。ただ、指揮官の描く現在の最強布陣は、ボスニア・ヘルツェゴビナ戦で4―4―2を構成する11人だ。

http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2006/02/28/01.html
posted by 偏 at 08:04| NEWS