2006年03月28日

柳沢、最短期間で復帰へ(各紙)

FW柳沢リハビリ開始「6週間で治す」(日刊スポーツ)

 右足第5中足骨(ちゅうそっこつ)を骨折した鹿島FW柳沢敦(28)が27日、入院中の埼玉県内の病院でリハビリを開始した。26日に手術を受けたばかりだが、上半身と、患部を避けた下半身の上下運動などで、筋力保持をはかった。

 香取チームドクターは「6週間で治す。これが我々の共通の考え」とあらためて治療方針を明かした。「痛みの再発を避けるために、リハビリは慎重に進めなければならないが、ある時点から大胆になることも必要」。イングランド代表MFベッカムが、02年W杯直前に骨折治療で用いた高圧酸素治療器や、骨折部の接合を早める超音波治療器を使用する予定もない。「今回は骨折の治療ではなく、除去した骨片についていた腱(けん)を骨本体につなぎ直す治療になるため」と説明した。

 前日に電話で柳沢と話した鹿島MF本山は「とにかく前向きな選手なんで。驚異的な復活を遂げると信じてます」と祈るように話した。W杯初戦オーストラリア戦まで77日。柳沢が復帰への第1歩を踏み出した。

http://www.nikkansports.com/soccer/p-sc-tp0-20060328-12275.html

柳沢「6週間完全復帰プロジェクト」(スポニチANNEX)

右足第5中足骨骨折で全治2カ月と診断されたFW柳沢敦(28=鹿島)の「6週間完全復帰プロジェクト」が立ち上がった。W杯出場のため早期復帰を目指すもので、香取庸一チームドクターは「6週間で復帰させたい。そのためには3週間後に走らせたい」と語った。6週間で完治させるのではなく、プレーさせるコンディションまで仕上げるのが目標だが、「時間がない」(香取ドクター)ため治療とトレーニングを並行して進める。早ければキリン杯前の5月7日の浦和戦での復帰を見込んでいる。

 柳沢は骨折した骨の除去手術から一夜明けたこの日、入院中の埼玉県内の病院でリハビリを開始。足に体重をかけられないことから、上半身の軽い筋トレからスタートした。1週間以内に退院し、鹿島に戻ってからはリハビリの速度、強度を上げる。香取ドクターは「慎重かつ、大胆にやりたい」と話す。柳沢と同じようなケガで手術から6週間で試合に出た高校生の“復帰モデル”も参考にする。手術で縫合した腱の回復を待ち、痛みさえ取れれば3週間以内に走ることも可能という。

 患部の状態をいち早く認識させるために手術には安藤フィジオセラピストを立ち会わせるなど、鹿島のメディカルスタッフは時間との勝負であることを強く意識している。「柳沢をW杯に」がスタッフの合言葉。柳沢にとって心強い援軍となる。

http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2006/03/28/04.html

柳沢リハビリ開始!W杯に間に合わす(報知)

右足第5中足骨(小指)骨折で26日に手術を受けた鹿島の日本代表FW柳沢敦(28)が27日、入院中の病院で“リハビリ”を開始。全治は2か月だが、5月15日のドイツW杯代表メンバー発表に間に合わせるべく、6週間での復帰を目指す。一方、日本代表はこの日、エクアドル戦(30日・九石ド)に向けた合宿を大分市内でスタート。FWは、エクアドル戦先発予定の久保竜彦(29)=横浜M=が体調不良で練習不参加。欧州クラブ所属の選手もチームで結果を残しておらず、ジーコ監督(53)にとっては本大会へ大きな不安要素となってきた。

6週間で治して見せる―。柳沢が悲壮な決意を固めた。25日、千葉戦(フクアリ)での悲劇。発表された全治2か月という時間は、計算上では6月12日のW杯初戦に間に合うことを示す。しかし、W杯出場には当然、メンバー入りが絶対条件。そのためには、最終発表の5月15日以前に実戦復帰し、アピールが必要だ。最後のチャンスのキリン杯は5月10、13日。2か月では長すぎる。

 香取チームドクターによると、26日に埼玉県内の病院で行われた手術は、患部の骨片を摘出し、腱(けん)と骨とをつなぎ合わせるというもの。「普通の人ならギプスを1か月して骨をつけて、リハビリを2か月すればいいがヤナギ(柳沢)は事情が違う」と説明する。患部を使っての本格的なリハビリを始めるためには、痛みを感じなくなることが必要という。

 緊急事態に対応する治療法には、リスクも伴う。“賭け”に失敗すれば、W杯出場はおろかサッカー人生に影響が出る可能性も否めない。しかし柳沢は、27日には病院で患部以外の「軽い筋トレ程度」の運動を始めた。診察した関純チームドクターが治療した高校生が、同じ負傷から6週間で実戦に復帰した例もある。「慎重かつ途中からは大胆にやる」香取ドクターは自信を見せた。

 仲間も柳沢の早期復帰を心から願っている。MF本山雅志(26)は「前向きな選手だし、W杯にももちろん間に合うと思う」とエールを送った。奇跡の復帰へ向けて整えられたバックアップ態勢。すべての人がW杯のピッチで柳沢が躍動することを信じている。

http://www.yomiuri.co.jp/hochi/soccer/mar/o20060327_10.htm
posted by 偏 at 19:44| NEWS