2006年08月20日

“古井戸組”の逆襲だ!柳沢、開幕戦以来の公式戦ゴール(サンスポ)

J1第18節第1日(19日、鹿島2−2浦和、カシマスタジアム)ドイツW杯に出場した鹿島FW柳沢敦(29)が1141日ぶりの本拠地ゴールを決めた。公式戦での得点自体も今季開幕3月5日の広島戦以来。試合は浦和MF小野伸二(26)の2戦連発弾など“古井戸組”の競演となり2−2で引き分けたが、オシム・ジャパンで代表勢が不在となった王者・鹿島の意地を込めた。

目の前のモヤがパーッと開けた。1点リードの後半25分だ。柳沢がペナルティーエリア内に走り込み、相手GKの飛び出しをかわして左足を一閃。開幕戦以来の公式戦ゴールに、汗にぬれたほおを思いっきり緩めた。

「久々って感じがしました。しばらく点を取ってなかったので、取りたいっていう気持ちもありました。これを機につなげていきたいです」

2点リードを奪ったものの、試合は追いつかれて痛恨のドロー。それでも言葉の端々に本音がもれた。本拠地ゴールは実に1141日ぶりで、セリエA移籍前の最終戦となった03年7月5日の磐田戦以来だった。

右足甲骨折明けで出場したドイツW杯では、クロアチア戦で決定機を外すなど無得点。オシム・ジャパンのメンバーから外れ、いつしか“古井戸組”となったが、あきらめてはいない。10年南アフリカW杯は33歳で迎えるが「チャンスをもらえるように頑張る」と自分自身に言い聞かせている。

クラブとしても02年日韓W杯に6人が選ばれるなど、鹿島勢は特別なチーム事情がない限り日本代表メンバーに名を連ねていた。しかし、新体制で伝統がついに崩れた。前半40分には、同じドイツ組で代表常連だったMF小笠原も右CKで先制弾をアシスト。貴賓席で日本代表の大熊コーチらが視察する中、かつての王者・鹿島、常勝軍団の看板を示した。

「ホッとしてはいられない。もっともっと、やってやろうという気持ちにさせられました」。柳沢が体を張り続けることで後輩たちへの道が開けていく。夏の夜の復活弾が、新たな目標の始まりとなる。

http://www.sanspo.com/soccer/top/st200608/st2006082001.html
posted by 偏 at 14:28| NEWS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする