2006年12月23日

鹿島が「ミスター・アントラーズ」本田に豪華引退試合用意(サンスポ)

 鹿島は22日、元日本代表MF本田泰人(37)の現役引退を発表した。J開幕時から鹿島ひと筋の『ミスター・アントラーズ』に対し、クラブでは引退試合などを準備することを明かした。「来年のどこかで、何かセレモニーでもできれば。引退試合とかできればいいね」と鈴木満取締役強化部長。

 来季の開幕前か、シーズンの中断期間中に実施を考えているが本田は「ジーコとかに来てもらって、ドリームチームでやりたい」。鹿島には前日本代表監督で現在、トルコ・フェネルバチェで指揮を執るジーコ氏を始め、MFレオナルド、MFビスマルク、DFジョルジーニョの元ブラジル代表、DF秋田やFW黒崎の元日本代表組に、MF小笠原(メッシーナ)やDF中田浩(バーゼル)ら現役の欧州組など多くのスターが所属していた。クラブ側も本田の意向をくんで、手はずを整える方針だ。

 「まずはチームのこれまでの歴史をアルバムにして贈りたい」と同強化部長。将来、コーチや監督で鹿島に恩返ししたい意向を持つ本田だが、まずはクラブがミスター・アントラーズに恩返しする。


(近藤安弘)



★本田泰人に聞く

 本田がこの日、引退への思いと今後について語った。まだ天皇杯を残していることを配慮し、FW柳沢ら一部を除きチームメートには正式に引退報告はしていないが、後輩たちに10冠目となる天皇杯制覇を託した。

――引退について

 本田 「現役に未練はあるけど、他のチームのユニホームを着てやるイメージがわかなかった。ここ(鹿島)で終わるのがベストだと思った」

――仲間に報告は

 「まだしてない。何からの影響を与えてはいけないから。平常心で試合をやってほしいからね」

――後継者は

 「オレみたいなタイプはもういないよね。ヤナギ(柳沢)には前夜、次のリーダーはおまえだからなと話した。本人も自覚が出ている。ナビスコ杯決勝で、普段は怒らないのに、チームメートを怒っていた」

――今後は

 「恩返しということでも、ここ(鹿島)に残って何かを手伝いという思いがある。解説者とか、いろんなことに挑戦していきたい。将来? いずれは(Jリーグの監督に必要な)S級ライセンスを取って鹿島の監督ができればいいね」


★鹿島、本田のために!!

 23日、天皇杯準々決勝・清水戦(熊本)を迎える鹿島。引退を表明したMF本田は遠征メンバーから外れたが、FW柳沢らチームメートは、本田のために決勝戦まで勝ち進む意気込みだ。前日夜に引退を告げられた柳沢は「寂しい。10冠目希望? 本田さんがそういうなら。まずこのチームで1冠を取りたい」。U−21代表MF増田は「天皇杯? 本田さんのためにも取りたい」と意気込んだ。


◆日本サッカー協会・川淵キャプテン
「鹿島にとって、本田のキャプテンシーは大きかったと思う。小柄なのにがんばれたのは強い精神力を持っていたから。今後は指導者として、気持ちの強い選手を育ててほしい」



★後任オリベイラ氏濃厚

 すでに退団の決まっているアウトゥオリ監督の後任に、元クルゼイロ監督のオリベイラ氏が就任することが濃厚になった。00年にコリンチャンスで、世界クラブ選手権制覇。実兄のワルデマル氏は99年に鹿島のフィジカルコーチを務めている。クラブ幹部は「コーチ陣の選定の話し合いまできている」と、遅くとも年明けには発表できる見通しを明かした。

http://www.sanspo.com/soccer/top/st200612/st2006122303.html
posted by 偏 at 08:09| NEWS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする