2007年02月07日

柳沢、日本人3代目主将で出直し(スポニチANNEX)

鹿島の元日本代表FW柳沢敦(29)が主将として再出発する。鹿島は6日、宮崎合宿をスタートし午前午後2回の練習を行い、柳沢も精力的に動いた。今季選手会長を務める柳沢は、日本人3代目の主将にも就任することが濃厚となった。昨年のW杯ドイツ大会では1次リーグ敗退の責任を背負わされた男が、汚名返上へ07年を復活イヤーにする。

 07年に懸ける思いは誰よりも強い。「昨年はいろんな意味でいろんな出来事があった。今は前向き。昨年のことは忘れているし、新しいものに向かって新たな気持ちで臨みたい」。柳沢は今年初の戦術練習でヘッドを決め、切れのある動きを見せた。決意の裏には新たな肩書の存在がある。

 引退した本田泰人氏の後任として柳沢が主将に就任することが濃厚だ。鹿島の主将は例年、指名制ではなく雰囲気など自然の流れで決定する。最後はオリベイラ新監督の判断も加わるが、鈴木満強化部長は「今年はそういう気持ちでやってもらいたい」と期待する。柳沢も「自分は声で引っ張るタイプではなくて行動で示すタイプ。どんな時も落ち着いて周りを見てやれば、役割は果たすことができるのでは」と自覚も十分。石井正忠氏(93、94年)、本田氏(95〜06年)に続く3代目主将に決まる日は近そうだ。

 昨年は散々な1年だった。3月25日の千葉戦で右足第5中足骨を骨折し、6月のW杯に間に合わせるため、本来は行わない手術を受けてドイツのピッチに立った。だが第2戦クロアチア戦で決定的シュートを外し「急にボールが来たから」という談話が批判の的になった。W杯後にメッシーナから鹿島へ復帰したが、その後も左足首、右足の痛みに苦しみ終盤は控えに甘んじた。今オフ、鈴木強化部長の勧めもあって1カ月の休養を取り心身の充実を取り戻した。

 「W杯は彼1人の責任ではない。彼は努力を惜しまずやってきた。強い気持ちを持ってやれば再び日本最高のプレーヤーになる」とオリベイラ監督。キャプテンマークを巻き、柳沢が復活に向けて走りだす。

http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2007/02/07/03.html
posted by 偏 at 17:21| NEWS