2005年09月12日

鹿島痛恨 5連続2失点で4差に(スポニチ)

 J1第23節最終日は11日行われ、2位鹿島はアウエーで川崎Fと対戦し、1―2で痛恨の黒星を喫した。前半セットプレーから2失点。FW鈴木隆行(29)のゴールで1点を返したものの、これまで公式戦6戦全勝と“お得意さま”にしていた相手に足をすくわれた。5試合連続の2失点で首位G大阪との勝ち点差は4に広がった。

 あの勢いはどこへ行ってしまったのか。アウエー等々力のピッチに強い鹿島の姿はなかった。反撃は遅すぎた。後半30分に鈴木の4カ月ぶりのゴールで1点差まで迫ったが、勝利への執念は鹿島超えに燃える相手を上回れなかった。

 前半の2失点が痛かった。リーグ戦ではこれまで得点を許したことのない川崎Fの速いカウンターに、受け身になってしまった。22分、FKから右サイドを崩されて失点を許すと、マルクスにFKを直接決められ2点目を献上した。最終ラインの責任だけでなく、全体の連動した守備が見られずにリズムを崩したのが敗因。トニーニョ・セレーゾ監督は「守備は前線からというのが自分の考えなのに」と不満を口にした。

 9日の練習後には小笠原が大岩、岩政、深井らに呼びかけて急きょグラウンドで約1時間の話し合いを行った。指揮官の指示と選手の希望を聞いて「その間をとってやれるようにしたい」と全体の守備の修正に必死だった。だが、課題は解消されなかった。

 それでも連戦連勝だったリーグ戦序盤の頃なら、2点差をはね返したはずだ。後半に入ってもテンポのいい鹿島スタイルのパス回しは影を潜めた。岩政も「回すためには動くことが必要だけど、運動量が少なかったように感じる。(選手の)気持ちが入っていない」と反省の言葉を並べた。

 首位G大阪との勝ち点差は4。これ以上離されるわけにはいかない。指揮官は「チームを活気づけるために、前の方の変更も考える」とFWの入れ替えも示唆した。最多4度の日本一に輝いた“盟主”の底力を見せるのはこれからだ。

 ≪関塚監督 古巣破る≫元鹿島コーチの川崎F関塚監督が古巣を破って3試合ぶりの勝利を挙げ、9位に浮上した。終盤の猛攻をしのいでの勝利に指揮官は「優勝争いをしている鹿島に勝つことは大きな自信につながる。最後まで粘り強くできた」と満足げ。2試合連続ゴールのFW我那覇も「幅広い攻撃で揺さぶりをかけた。アウグストからいいボールが来ると信じて飛び込んだ」と胸を張る。目標とする5位以内へ手応えを感じていた。

http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2005/09/12/01.html
posted by 偏 at 08:01| NEWS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする