2007年12月02日

苦境の中から積み重ねた信頼、逆転Vで花開く…J1鹿島(読売新聞)

 鹿島3―0清水(J1=1日)――試合が終わると、電光掲示板は浦和戦の最後の数分間を映し出した。まさかの浦和の敗戦。その瞬間、一時代を築いた強豪が鮮やかによみがえった。

 この日の快勝を導いたのは確かな武器だ。20分の先制PKは心憎いカウンターがきっかけ。自陣ゴール前の相手FKをしのぐと、正確なつなぎで左サイドに展開、出場停止の新井場の代役、石神のクロスからゴール前でファウルを誘った。

 2点目は高い技術。後半開始直後、CKのこぼれ球に本山が反応、「狙い通り」というミドルシュートがゴール左隅に吸い込まれた。そして、マルキーニョスが相手2人をかわし、たたきこんだ今季14点目がダメ押しの3点目になった。中盤に人材をそろえるだけに、外国人FWが躍動する時の鹿島は強い。

 「(10冠は)耳にたこが出来るぐらい言われていた。苦しかった」(柳沢)というチームは、今季、オリヴェイラ監督のもと、自信を取り戻し、ここぞという時に力を発揮出来るようになった。その基盤にあるのは、序盤にもたついた苦境の中から一つ一つ積み重ねてきた選手と指揮官の信頼関係だ。勝利を積み重ねての逆転優勝が、それを象徴している。

http://www.yomiuri.co.jp/sports/soccer/news/20071201ie29.htm
posted by 偏 at 22:04| NEWS