2007年12月09日

岡田JAPAN司令塔は小笠原(報知)

 サッカー日本代表の岡田武史監督(51)が代表候補合宿(18、19日)のメンバーに、鹿島のリーグ逆転優勝に貢献した元日本代表MF小笠原満男(28)を招集することが8日、濃厚となった。天皇杯5回戦の鹿島―甲府を視察に訪れたスタッフが示唆したもの。すでに監督自ら、リーグ最終戦の鹿島―清水(1日)を極秘視察済みで、オシム・ジャパンでは冷遇された司令塔を岡田監督が初招集し緊急テストする。

 岡ちゃんが小笠原を代表に呼び戻す。岡田監督の命を受け、鹿島―甲府戦を視察に訪れた代表スタッフは、報道陣からの「鹿島から招集はありそうですか?」という問いに「僕の口からは絶対に言えません」と一度は回答を拒絶しながらも、「(鹿島はJリーグ)チャンピオンですからね」とポロリ。岡田監督がオシム・ジャパンでは冷遇されてきた鹿島勢に、再びスポットライトを当てていることを明かした。

 最有力候補は、MF小笠原だ。岡田監督は7日の代表監督就任会見で、オシム・ジャパンで招集されなかった選手を「1人か、2人」を招集する意向を示した。小笠原は2002年日韓W杯、06年ドイツW杯で代表入りしているが、オシム・ジャパンでは一度も声がかからなかった。今季リーグ優勝の立役者で、国際Aマッチ53試合7得点と経験豊富なボランチは、その筆頭候補といえる。

 岡田監督もその目でチェック済みだ。1日のリーグ最終戦の清水戦で、極秘裏にカシマスタジアムを訪れた。動きのよく見える最上階から1ゴールを決めた小笠原の動きを視察した。天皇杯5回戦が行われたこの日は、オシム・ジャパン勢が多いG大阪―大分を視察。その他のスタッフには自ら視察場所を指示。最もスカウティング能力のあるスタッフを鹿島に派遣し、徹底チェックを命じた。岡ちゃんの真の狙いは足を運んだフクアリではなく、鹿島にあった。

 「ずっと(ビデオで試合を)見ています。J1は大体見てきた」指揮官は06年8月に横浜M監督を辞任し、現場を離れた後もJリーグをチェックしてきたという。当然、今季優勝を果たした鹿島、その中で最も輝いた選手、小笠原を見逃すはずもない。小笠原は第1次岡田政権時の1997年にはまだ高校生だった。招集が実現すれば岡田ジャパン初選出となる。

 守備からのカウンター中心のチーム作りをしていくとみられる岡田ジャパンにあって、ボール奪取力、その後の展開力にたけた小笠原は最適な人材だ。他に鹿島からDF内田篤人、岩政大樹らの代表入りの可能性もあるが、最も注目しているのはイタリア帰りの司令塔・小笠原だ。

http://hochi.yomiuri.co.jp/soccer/japan/news/20071209-OHT1T00022.htm
posted by 偏 at 14:59| NEWS