2007年12月15日

鹿島の「6」は小笠原が引き継ぐ!前任・本田氏が後継指名(サンスポ)

 鹿島のMF小笠原満男(28)=写真=が背番号6を継承することが14日、決定的となった。6番は昨年限りで引退した『ミスターアントラーズ』本田泰人氏(38)=サンケイスポーツ専属評論家=がつけていた番号。クラブは後継者が現れるまで欠番とする方針だったが、本田氏が小笠原を推薦した。本人も前向きに検討しており、小笠原が「6」とともに本田氏の魂を背負って新シーズンを迎える。





 小笠原が闘将の魂を受け継ぐ。来季から背番号6を背負うことが確実となった。

 「重みのある番号なんでしっかり考えたい。あとはクラブにいえるかどうか…」

 背番変更について前向きに話した小笠原。この日の第1回目の契約更改交渉の席では、クラブに意向を伝えることはできなかったが、ほかの誰でもない本田氏の後押しを受けている。近日中に気持ちを整理して、クラブに伝える予定だ。

 鹿島の背番号6。固定制となった1997年から本田氏がつけ続け、チームの象徴ともいえる番号だ。同氏が昨年限りで引退を決意すると、クラブはその功績をたたえ、適任者が現れるまで「欠番」とすることを決定し、今季は空き番号だった。来季の行方が注目されていたが、13日に同氏が小笠原に「お前がつけろ」と肩をたたき、ついに後継指名した。

 7月に出場機会に恵まれなかったセリエA・メッシーナから、約1年ぶりに復帰。ファウルなしが暗黙のルールとなっていた紅白戦で誰よりも激しくプレーし、ときには相対したチームメートを容赦なく削った。

 欠けていた闘争心を蘇らせ、小笠原復帰後のチームは延長戦廃止後最多の9連勝を含む14勝2敗。文字通りの戦闘集団となり、12月1日の最終戦で逆転リーグ優勝を飾った。プレーしたのは半分だが、MVP級の活躍。誰もが認める存在で、決して大きいとはいえない背中でチームを引っ張った闘将・本田氏とダブってみえた。

 「誰の色にも染まっていない番号だし、自分の色に染めたい」と今季は40番を背負った小笠原。来季は伝統の背番号を継承し、新たな伝説を作る。

■小笠原 満男(おがさわら・みつお)
 1979(昭和54)年4月5日、盛岡市生まれ、28歳。大船渡高から98年、鹿島入団。同年4月15日のG大阪戦でJ初出場。00、01年JリーグチャンピオンシップMVP、02年ナビスコ杯MVP。01−05年Jリーグベストイレブン。06年にセリエA・メッシーナ(当時)へレンタル移籍。今年7月、契約満了にともない鹿島に復帰し、チームをJ優勝に導いた。代表デビューは02年3月21日のウクライナ戦。日韓、ドイツW杯に出場した。J1今季14試合4得点、同通算218試合50得点。代表通算53試合7得点。1メートル73、72キロ。

http://www.sanspo.com/soccer/top/st200712/st2007121506.html
posted by 偏 at 22:47| NEWS