2005年09月26日

小笠原2発!鹿島執念1差離れん(報知)

首位攻防のG大阪―鹿島戦は3―3の壮絶ドローに終わった。1位のG大阪は2―2の後半44分にアラウージョ(28)がこの日2点目となる勝ち越しゴール。しかし鹿島も同ロスタイムにアレックス・ミネイロ(30)が千金の同点弾を決めた。

 いつ笛が吹かれてもおかしくない、後半ロスタイム。鹿島DF大岩が自陣から送ったボールが、前線に上がっていたDF岩政の頭を経由して、FW鈴木の足元へ転がった。舞い込んできたゴール左からのラストチャンス。前にいるのはDF2人、GK1人。VTRで見た、G大阪守備陣の癖がよぎる。「DFはこっちに食いついてくる」。右へのフワリとしたラストパスを受けたアレックス・ミネイロがフリーで押し込み、3―3。ひん死の状態から、勝ち点1をもぎ取った瞬間だった。

 リーグ最高の攻撃陣を相手に、果敢に打ち合いを仕掛けた。前半9分には、大黒柱の小笠原が左足で決めていきなり先制。同点の同40分には、再び小笠原のFK。「ホームゲームのようにやろう、と言っていた」とセレーゾ監督。普段の老練なスタイルをかなぐり捨てて、真っ向勝負でねじ伏せようとした。

 後半6分、GK曽ケ端の魔が差したようなクリアミスで追いつかれ、終了直前にアラウージョに勝ち越し弾を許しても「まだ終わったわけじゃない」(岩政)という意識は変わらなかった。小笠原は「チャンピオンシップや、カップ戦で、もっと大きなゲームをやってきた」と話した。過去9冠に輝いてきた自負と経験が、土壇場の粘りを生み出した。

 勝ち点1差の2位という立場には変化はない。「まだ9試合もある」(新井場)「負けなくてよかった。最低限の結果」(鈴木)と、選手は冷静に振り返ったが、負ければさらに混戦模様が激化していたのは事実。幸運という味方をつけた鹿島が、10冠に向けてラストスパートに入る。

http://www.yomiuri.co.jp/hochi/soccer/sep/o20050924_10.htm
posted by 偏 at 08:01| NEWS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする