2007年12月20日

柳沢、移籍志願…10冠区切りに鹿島“卒業”(報知)

 J1鹿島の元日本代表FW柳沢敦(30)が19日、移籍を志願した。「選手としても人間としてもこの先、成長していくために、とても悲しいことだけれども(移籍を)選択しないといけない。苦渋の決断をしないといけない時が来た」練習後、ニット帽を目深にかぶり、うつむき加減で心の内を明かした。

 「鹿島卒業」の意味合いが強い。96年に入団後、エースとして君臨してきた。03年からセリエAのサンプドリア、メッシーナへ渡ったが、06年3月に復帰。今季は主将、選手会長としてリーグ制覇に貢献した。だが、9シーズンを鹿島で過ごした柳沢は「プロとしてすべてを学ばせてもらった。でも、今はここで成長できる限界を感じている」と10冠を自身の「区切り」としてとらえた。

 今季は4月に左足骨折し約2か月間戦線離脱。その後復帰したが、10月には若手の田代、興梠の台頭で先発落ち。出場も19試合にとどまった。オリヴェイラ監督は来季も世代交代を推し進める方針で「先発が一番成長できる」と考える柳沢は、来季、その場を失うことが濃厚となっている。

 現在、他クラブからのオファーは届いてないが、移籍先は「こだわりはなく、オファーを待ちたい」と話した。来季、アジア・チャンピオンズリーグを控えるチーム側は全力で引き留める意向だが、「鹿島にはすごく感謝しています」と柳沢。ミスターアントラーズの流出危機。10冠を達成したばかりの鹿島に激震が走った。

http://hochi.yomiuri.co.jp/soccer/jleague/news/20071220-OHT1T00072.htm
posted by 偏 at 19:28| NEWS