2008年01月13日

柳沢が京都に完全移籍…鹿島サポーターに異例の“謝罪コメント”(サンスポ)

 J1鹿島は12日、元日本代表FW柳沢敦(30)が今季からJ1に昇格する京都に完全移籍したと発表した。30歳を超えたため移籍金は発生せず、年俸は6000万円(推定)。柳沢はクラブを通じて異例の“謝罪コメント”を発表した。

 「長年お世話になった鹿島から移籍することを決意しました」。悩んだ末の決断を鹿島の公式HPでこう切り出した。短いコメントの掲載例はあるが、570文字に及ぶ長文は異例。「皆さんの前でお礼の言葉も言えなかったことをお詫びしたいと思います」と感謝と苦悩の胸中を表した。

 96年に鹿島に入団し、J1通算220試合80得点を記録。06年ドイツW杯にも出場した。セリエA・サンプドリアなど欧州移籍を経験したものの、日本国内では鹿島一筋だった。

 しかし、主将も務めた今季は左足小指の骨折などもあり、日本代表候補FW田代にレギュラーの座を奪われた。リーグ戦先発は12試合のみ。「選手として考えないといけないことがある」と退団を決意した。

 東京Vからもオファーを受けたが、最終的に尊敬する先輩、秋田豊氏も在籍した京都を選択。ただ1人チームの全11冠にかかわった“ミスター・アントラーズ”が、古都で復活と飛躍を誓う。


■柳沢のコメント(抜粋)
 決断は簡単なものではありませんでした。元日の(天皇杯)決勝後、サポーターの皆さんからの「ヤナギサワコール」。関係者の方々から「残ってほしい」と言っていただいた言葉。仲間の言葉…。
 決めた後が苦しい日々でした。「プロ選手とはこういうものだ」と思う半面、プロ選手である前に「人として」という持論が頭の中でグルグルしていました。
 今まで、決断したことには責任を持ってやってきたつもりです。この決断にも責任を持って前へ進んでいきたいと思ってます。
 最後に、元日の決勝後、何の言葉も見つからず、皆さんの前でお礼の言葉も言えなかったことをお詫びしたいと思います。感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。

http://www.sanspo.com/soccer/top/st200801/st2008011308.html
posted by 偏 at 07:37| NEWS